[環境音/ASMR]初秋の里の早朝/農家の音,朝の音,村の音/6時間/オリジナルイラスト/@Sound Forest

初秋の里の早朝の音。鮮やかな緑に混じって秋の色が混じり始める9月の初め。涼しい風が草木を揺らし、鳥が目を覚ます。田畑を潤す灌漑用水の音が聞こえてくる。犬が吠えると住民が起きて来た。放し飼いにされている山羊や、乳牛は餌を求めて鳴いている。初秋の里の朝の訪れ。 ~~~~~~~~昭和中期の里の暮らし~~~~~~~~~~~~~~ 世界大戦も終わり、ようやく平穏な暮らしが戻った日本では、瓦礫となった街を復興するとともに、西洋的な建築物が基準となり都市部を中心に建て替えが行われるようになります。しかし、戦争の影響をほとんど受けなかった田舎の農村部では、こうした建て替えを嫌い、これまでのような伝統集落に住み続ける動きも見られました。材料や人手が不足していた時に、既存の建物を改築するのはさまざまな面であまり効率的ではなかったのです。日本の農村部に伝統的な家屋が見られるのはこのような背景がありました。しかし、産業面では、西洋化の流れを大きく受けることとなります。魚類中心の食卓は、バターやステーキと行った欧米風の食べ物が提供され、それに伴い畜産農家ではそうした需要を満たすため、これまで飼われなかった羊や乳牛などが大量に飼われることになりました。各家庭で必要最小限の個体を管理してきたこれまでの飼育とは異なり、機械式で大規模な飼育方式を取り始めます。海外からの技術者に教えを乞うということもあったそうです。純日本の風景に西洋文化が馴染むまでにそう時間はかかりませんでした。農村部では、西洋の畜産農家のような音が聞こえるようになります。しかし、昭和後期になると、そうした風景も失われていくことになります。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜　 早朝の農村の音 早朝の農村部では都市部では聞きなれないような多種多様な音で溢れています。柴犬や秋田県などの和犬が叫び、野山では、スズメやカラス以外にもシジュウガラなどの山間部に生息する野鳥まで多くの鳥の声で賑わいます。また、秋口になり、朝の気温が下がり始めると鈴虫やコオロギといった都市部では夜間でしか聞くことのできない虫たちの声が、鳥の声に混じって鳴くのを聞くことができます。本来、それらの虫は夜間以外にも気温の低い明け方にも木陰や 草むらなどで鳴くのが普通なのですが、都市部では森林伐採の影響で生息地が狭まったり、気温の関係でそのような音の情景を耳にすることはありません。農村の早朝の音をお楽しみください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 鈴虫は朝にも鳴くのですか？という質問をいただいたので、回答部分を抜粋して記載します。 鈴虫は光に反応してるのではなく気温に反応して鳴いています。なので、気温さえ適合すれば朝だろうが昼だろうが鳴きます。夜行性ではないです。むしろ昼行性に近い種です。都会でもよく観察していれば、草むらから昼にでも鳴いている鈴虫を発見できるでしょう。 鈴虫は夏は夜前の日暮れに鳴きます。これは､前述した通り虫は気温に反応して活動するためです。哺乳類と違い汗腺を調整できない虫のほとんどは、熱い気温では活動できません。鳴いているのはセミくらいでしょう。 しかし、秋に入ると日中でも20度を下回ることが増えるため、朝や日没前の明るい時間でも泣きます。特に草むらなどの薄暗い場所で。 実際に、早朝に録音した音ですので、特にこちらで意図的に鈴虫の声を入れたりはしていません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ イラストや、音声はチャンネル運営者の小山皐によって製作されました。実際に農家や農村部で録音した音声を使用していますが、カット編集や音声の合成などの編集を行っています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・何か気になる点がありましたら、先ず概要欄をお読みください。 ・音声は、全て実際に録音したものを使用しています。 ・音声の構成や映像の表現は、デフォルト的なものやフィクションを含みます。 ・東京や神奈川などの首都圏ではコロナの感染が再拡大しています。そのため、飲食店や街中での録音や撮影を行うことは難しい状況です。しばらくの間は、自然系の音が多くなります。 ・前半部の文章、映像はフィクションです。あらかじめご了承ください。 ・あまりにも小さいボリュームですと音が聞こえません ・イヤホンや、使用端末によってはノイズが発生するため音質が変化することをあらかじめご了承ください。 ・以前、このチャンネルでアップしていた動画の一部はサブチャンネルに移行しています。当チャンネルのホーム画面から引き続きご覧になれます。 ・プレミア公開中は、ネット環境などにより音声や映像が乱れることがあります。あらかじめご了承ください。 ・イラストやアニメーション、音声の一部は、実際の景色よりも印象を優先して制作しているため、事実と異なることがあります。 録音機材　Tascam DR-05X （マイクはローランド製） Twitterアカウントはこちらから↓(フォローしていただけますと幸いです。） https://twitter.com/KoyamaSatsuki 映像、制作 小山皐 (著作権所有者) 使用ソフト Photoshop(イラスト制作) After effect(映像制作) Audition(音声制作） Premire pro(最終調整）